安全で美味しい鮭いずしを造りましょう
T 製造工程
   原料(鮮度のよい銀毛)
        
   処理(滑り、汚れを落とし、カマを除いて三枚卸する)
    
   水晒し(5℃以下の水道水で、時々攪拌し、2晩流水)
         
   切り身(5〜7o厚)
     

   仮酢漬・漬け込み(短時間食酢に漬け、副原料を用いて漬け込む)

         
   脱水(容器を逆さまにして、原材料の4倍量程度の加圧、4時間)
    ↓       
  製品  

U 原材料の配合割合(鮭切り身重量に対して)

    米飯麹51.36%(米飯40%、麹4%、温湯4%、食酢2%、砂糖1.2%、食塩0.16%)
    野菜類12.5%(にんじん7%、きゅうり3%、生姜2%、なんばん0.5%)
    散り酢10.8%(酒5%、みりん2%、食酢3%、砂糖0.8%)
    食塩 4.84%

V 副原料の調整法

    米飯は、硬く炊いて、酢合わせした後、放冷し、麹合わせする。麹は、等重量の
   40℃温水で20分間処理したものを用いる。
   にんじん・生姜は良く洗い、皮をとり、千切りにする。なんばんは、みじん切りにする。

W 漬け込み・熟成方法

    容器の底に笹の葉を敷き、魚肉、米飯類、野菜類を入れ、散り酢、食塩を散布し
   これを繰り返す。最後に笹の葉を敷き、落し蓋をする。10℃で2日間熟成後、5℃で
   加圧しながら、45日間程度熟成させる。