こちらのページでは、乳児期(生後〜1歳)までの子どもの発達段階とこの時期の子どもへの接し方等
また、乳児期特有の離乳食についても簡単にお話していきたいと思います☆
乳児期は、ほとんどお母さん・お父さんの手助けがなければ生活出来ない時期です
また、愛情もたっぷり注いであげてくださいね☆
泣いて気持ちを表現する赤ちゃん
お話が上手くまだできないけど、笑って、泣いて、お母さんとお父さんと接して大きくなっていきます☆
お座りして、ハイハイして、立って、ヨチヨチ歩いて、ご飯もミルクから離乳食、そして普通食へ…
一番成長がはっきり見てとれる時期かもしれませんね☆
乳児期の発達段階
身体の成長 | 心の成長 | |
6ヶ月未満の 赤ちゃん |
![]() ![]() ![]() 腹ばい姿勢で頭を持ち上げようとします。 ![]() 手を口に持っていったりして、手足の動きが活発になります。 |
![]() 2ヶ月頃に快の感情が出ます。 ![]() という様に、見比べる力が付いてきます。 ![]() 視線を送るようになります。 ![]() 手を伸ばしたりする様になります。 |
6ヶ月〜1歳の 赤ちゃん |
![]() 寝返りができるようになります。 ![]() 手足に力が付き、ハイハイもするようになってきます。 ![]() ![]() つたい歩きから一人で歩ける様になるのは、1歳頃です。 ![]() 丸みを帯びていた体つきが、少し細くなっていきます。 ![]() すくって自分で食べようとします。 ![]() 出来るようになります。 |
![]() ![]() ![]() し始めます。 ![]() くると、指差しが始まります。 ![]() 考え始めます。 ![]() お友達という存在に気づき始めます。 ![]() などの関係が出来上がります。 ![]() |
※あくまでも目安です!個人差があります☆※
乳児期の接し方
6ヶ月未満の 赤ちゃん |
![]() お腹をさすってあげたり、オムツ交換の時に「気持ちよくなったね」など沢山声をかけてあげてくださいね☆ ![]() ![]() 求めている時にきちんとお母さんは見ていてくれている事で、赤ちゃんは安心感を感じます☆ ![]() しかし、言葉が通じないこの時期、子育てされる方の心の負担も大きいのでは?ご家族の方のご協力を得て、 出来る範囲での、たまの気分転換もいいですね☆ |
6ヶ月〜1歳の 赤ちゃん |
![]() ハイハイや歩行が出来るようになると、活動範囲が広がり、探索開始!!そうなると危険が一杯です… なので、危険をあらかじめ防止して、お子さんが沢山探索できるようにしておきたいですね☆ ストーブやキッチン・戸棚・ベランダ・テーブルクロス・落ちている物などなど危険を考えておくといいですね! ![]() ![]() 子どもはお母さんを安全基地として、出発します☆そんな子どもを見ていると、 子どもが、ふとしたときに振り返るんです。それは、安全基地であるお母さんが見守ってくれているか、 探索している時の不安な気持ちのあらわれです☆ そんな時、声をかけてあげたり笑顔で送り出してあげてくださいね☆ ![]() それは、大きくなっていく中で大切な成長の一つですので心配はいりませんよ。大丈夫です☆ そうやって、大きくなっていくので長い目で見てあげてくださいね☆ ![]() |
用語説明
原始反射
赤ちゃんが持っている特殊な反応の事を言います。
幾つか聞いたことや実際に感じたことがあるのではないでしょうか??
赤ちゃんの手のひらに指を当てると、ギュッと握ってくれる☆よく聞きますよね!!
これも原始反射の一つである、把握反射と言います。
これは、成長し大きくなっていくと消えていきます!
神経の発達の指標ともなるので、お医者さんは原始反射も発達の指標として見ているようですよ☆
ちなみに他に、非対称性緊張性頚(けい)反射・モロー反射・吸綴(きゅうてつ)反射・自動歩行反射などがあります☆
喃語
赤ちゃんのお話言葉ですね☆
「あー!」「うー!」
など、遊んでいる時・嬉しい時などに言葉に意味を持たない発声のことです☆
この喃語を土台として、意味のある言葉へと繋がっていくんですね!
離乳食は、言葉の通り乳離れして、普通の食事が出来るようにしていくための食事のことですね
ですが、いつから離乳食を初めていいの?離乳食ってどうやるのかな?
など、疑問は沢山あると思います。
ここでは、何故離乳が必要なのか、離乳の開始時期、離乳食の段階などをお話します☆
何故離乳が必要なのかな??
離乳は、もちろん普通の食事が出来るようになることも大きな一つの理由ですが、それだけではないんですよ☆
○ミルクだけでは栄養の補給が補えなくなる
○離乳食を食べる事で、消化機能が強くなります
○物を噛む・食べるなどを覚え、味・香り・色を感じることで、
これからの食事習慣の基礎となります
○手で掴もうとして自分で食べようとするなど、食事を通しての精神的な発達
等です☆
離乳食はいつ開始したらいいの??
一般的にはだいたい5ヶ月くらいからと言われています。
支えてあげると座れる、食物に興味を持つ、口にスプーンを入れても下で押し出さないなどを、
目安にされると良いと思います☆
しかし、個人差があるので、しっかり子どもの様子を見てあげてくださいね☆
離乳食の段階
離乳食には、段階があります。
○離乳食準備期間(離乳の1ヶ月前くらいから)
母乳やミルク以外で、果汁を薄めたものや、味噌汁などのうわずみ液などを飲ませる
これは、母乳やミルク以外の味に慣れさせるため。ただし、果汁等は十分に薄めたものにしてください☆
○ゴックン期(離乳初期 5〜6ヶ月)
この時期は栄養より、食べるということに慣らす事が目的です
食物の硬さはドロドロ状のものを食べさせます☆味は素材のもともとの味を主にしてください☆
無理強いは禁物です☆
○モグモグ期(離乳中期 7〜8ヶ月)
この時期から、一日2回の離乳食として、ミルクを飲ませる時間に離乳食を食べさせます
食物の硬さは、舌でつぶせる程度の硬さです☆少しずつ食べさせる食品を増やしていきましょう☆
味は、大人がかすかに感じる程度のかなりの薄味がいいですね☆
○カミカミ期(離乳後期9〜11ヶ月)
一日3回の離乳食として、量も増やし、栄養のバランスを考えて食べさせてください
歯茎でつぶせる程度の硬さにして、朝・昼・晩と大人と一緒の時間にしてもいいです☆
モグモグ期より少し味をつけても構いませんが、薄味は変わりませんよ☆
○パクパク期(離乳完了期 12ヶ月〜15ヶ月)
ここからは普通の幼児食に変わります。一日3回と間食1〜2回で過ごせたらいいですね
母乳はできたら辞めて、牛乳や脱脂粉乳などに変えていけたらいいです☆
できたら幼児食になったとしても、薄味でいけたらいいですね☆
こちらで紹介した段階は、あくまで目安です☆
お子さんの様子を第一に考えて、保健師さんなどの専門の方と相談したりしながら、
離乳食を食べさせてくださいね☆