ここのページでは幼児期前期として
2〜3歳までのお子さんの発達段階とその時期の接し方をお話したいと思います☆
この時期は自分でやれることも増え、自分でやりたいと主張してくる時期ですね
「ヤダ!」「自分で!」と言われ、大人が手を貸してあげた方早くて楽なのに〜!と思う事もありますよね☆
そういったこの幼児期前期は、どんな育ちをするのでしょうか??
幼児期前期の発達段階
身体の成長 | 心の成長 | |
2歳児 | 歩くから走る・跳ぶなどの基本的な運動機能が発達して コントロールして身体を動かすことが出来るようになる。 音楽に合わせてリズムに乗り、身体を動かすこともします。 〜しながら〜をする。などの役割分担が可能となるので、 手先の器用さがより向上します。 (食器をおさえながら、スプーンで食べる。 紙をおさえながら、絵を描くなどのこと。出来るようになる 時期なので上手にはまだできませんよ☆) |
自我が出始めます。出来ることも出来ないことも 「自分でやる!」とやろうしたり、反抗して 「やだ!!」と言うようになります。 第一次反抗期ともいわれる時期ですね☆ 周りの人の行動に興味を示し、真似をします。 簡単な会話もできるようになります。 二つを見比べる力が育ち、「大きいと小さい」 などの対となるものの、考えを理解していきます。 お友達という存在(自分以外の存在) をより感じる様になってきます。 |
3歳児 | 成長速度は静止期に入ります。 今までは、身長・体重等急成長してきましたが、 緩やかな成長となります。 基本的な運動機能も安定して、全身運動をすることを 好むようになります。 この時期までに一応、ある程度の身辺自立は 可能となります。(食事・排泄・着脱等) |
自我がよりはっきりしてきて、今まで大人に依存 してきた事を、一人でやるようになり、自立へと 向かう時期です。 二つを見比べる力はさらに進み、 「これは自分でできるとできない」 「あの子にはできるけど自分はできない」 などの、比較や予測などを考えられる様になります。 お友達に(相手に)気持ちがある事に気づいていきます。 「なんで?」「どうして?」の知識欲が高まります。 質問期といわれる時期です☆ |
※あくまでも目安です!個人差があります☆※
幼児期前期の接し方
2歳児 | この時期の一番の悩みは、「やだ!」「自分で!」の自立に向けての第一次反抗期ですよね! 大人がやった方が早い時もありますが、余裕があれば子どもに極力やらせてあげてくださいね☆ また、何でも「やだ!」という場合、これとこれどっちがいいかな?と子どもに選ばせて決める、 子どもに決定権を持たせるという方法もしてみてくださいね☆ かんしゃくを起こして泣いてしまう時もあると思います。かんしゃくは決して悪いことではありません☆ そんな時は、スキンシップを取りながら、「〜して欲しかったんだよね」と受け入れてあげて下さい☆ それから、場を変えたり、落ち着かせてから、なぜダメなのかを伝えてあげてくださいね☆ 運動機能がより発達してきています。動きも活発になりますので、怪我などにも注意してくださいね☆ 沢山遊ぶ事が、自立する為に自分で身の周りの事をする意欲と繋がりますよ☆ オムツは時期が来ると取れると、焦らずゆっくりした気持ちでトイレトレーニングは行なってくださいね☆ |
3歳児 | 出来る出来ない関係なく何でもやりたがるこの時期。「あ〜!そうじゃない!」「違うよ〜!」 と見ていて不安になることも多いのではないでしょうか??そんな時、全部手を貸してあげるのではなく、 見守る目が大切です☆少し失敗しても自分で出来たという、満足感を与えてあげる事が、自立へと向かいます☆ 「見て見て!!」と言ってくる子ども達☆そんな時、お母さんやお父さんの暖かい目が安心感を与えて、 自立心へと育って行くんだと思います☆ きっと子どもから沢山の質問が飛んできます☆ 「太陽さんはどうして赤いの??」「なんで今日は雨なの??」「ねぇ、アンパンマンはお顔あげて痛くないの??」 などなど、いろんな質問攻めにあうこともありますよね☆ ここに書いたのは、私が子どもから質問されたことですが、特に、アンパンマンに関しては 答えるのに少し戸惑いました☆ 「太陽は火で出来ているから赤い」「雨は水が水蒸気になって雲になって…」「アンパンマンはアニメだから…」 という様な現実的な返答を、この時期の子どもは求めていない事が多いんです☆ 「雨さんは、草さん達がお水が欲しいから神様がお空から雨を降らしているんだね〜」という様に、 少し、夢を与える様な返答も良いと思います☆ 答えてあげることが、子どもにとって新しい世界や興味となり、大人への信頼へと繋がると思います☆ |