自家中毒(周期性嘔吐症)


食中毒ではありません


食中毒と名前が似ていますが、同じものではありません。
2〜10歳くらいの子どもが、急にぐったりしたり、顔色が悪くなったり、
腹痛・食欲不振・時に頭痛を訴えて、嘔吐を繰り返します。

自家中毒とは、ニックネームみたいなもので、
「周期性嘔吐症」「アセトン血性嘔吐症」と呼びます。



疲れ・風邪・ストレス…


脂肪の代謝産物であるアセトンという物質が、症状を起こしているといわれています。
2〜10歳までは、エネルギー代謝の中枢である大脳の一部が、まだ機能が不安定な為、
そこに、疲れ・風邪・心理的ストレスが重なり、起こるとされています。

また、なりやすい体質というものもあるようです。


将来的におさまっていきます


吐き気止めの薬を処方してもらったり、点滴したりしますが、
それでも吐き続けるようであれば、入院して点滴をうつ場合もあります。

一度治ってもまた繰り返す事も多いのですが、10歳頃までには起こらなくなります!
大きく心配せずに、治まる先を見て、関わっていけたらいいですね☆☆